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【叱ることの弊害】アドラー心理学

 

こんにちは~、ゆうきです。

 

前回は、アドラー心理学の「勇気づけ」の説明の補足として勇気付けと褒めるの違いについて書きました。

www.kokoronikiku.com

 勇気付けについてはこちらをお読みください。

www.kokoronikiku.com

 

 

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褒めるのが良くないなら叱ればいいの?

 

アドラー心理学では、叱ることも否定しています。

そこを、書いていきたいと思います。

 

注)私ゆうきは、独身で子供がおりません。

その立場でこの記事を書くのには、正直抵抗感があります。

が、対人関係の原点は親子関係なので、どうしても例えを書いた方が分かりやすい場合があるので、

その場合は子供の立場からの視点になるかとは思いますが、書かせて頂きます。

 

 

叱ることの弊害

アドラー心理学の視点から見てみますと、「叱る・褒める」は相手に良い影響を与えないといいます。

 

現在の私は独身で会社員ですので、職場の人間関係を例えに書いていきます。

 

上に立つ人(先輩、上司、社長)が部下を指導する場合。

 

部下が失敗をすると叱る(怒る)と思います。

ミスをすると怒られます。

 

親子関係でもそうですが、叱る・怒るとは鞭を振るって従わせる育て方です。

怒鳴ったり怒ることで、相手は萎縮してしまいます。

 

 

叱る行為は縦の関係

褒めることが「能力のある人が能力がない人へ下す評価」であるのに対し、

叱る行為は「力(権力・立場)のある人が力のない人を従わせる行為」であると言えます。

 

友人がミスをした時、怒鳴るでしょうか?

自分の夫が何か失敗した時、「叱る」でしょうか。

 

 

実は、褒めることも叱ることも、背後にある目的は一緒。

その人を操作(コントロール)することです。

 

なので、アドラー心理学では、この褒めたり叱る賞罰教育を強く否定しています。

 

子供が何か悪いことをしたときに親が叱る…それが必要な時もあるかもしれませんので、私個人としてはこの「叱る」は完全に否定はしないです。

 

ただし、子供(相手)を自分の価値観や意見に従わせる、コントロールであることには変わりません。

 

 

上下関係の「縦の関係」で生きていると、

褒めるのが当たり前

何より褒められたい、という感情に支配されます。

 

褒められたいは、認められたい。

 

誰に?

突き詰めていくと、自分の親に行きつきます。

 

 

 

横の関係に基づいた姿勢とは

 

褒めるのも相手のためにならない

叱るのもダメ…

 

ならどう声を掛けたらいいの!?

 

となります。

 

 

アドラー氏は、

 

すべての対人関係を「横の関係」とすることを勧めています。

 

 

一人一人、

 

同じではないけど対等

 

という考えです。

 

立場

生まれ

名前

得意なこと

苦手なこと

好き嫌い

 

全てが一人一人違いますし、

同じ人はだれ一人いませんが、

 

人間的な価値においてはそれらはまったく関係なく、

職種、役割が違うだけで同じではないけど、対等です。

 

 

皆、対等である。

 

その考えは、他者を信頼する「他者信頼」を理解するうえでも大切なことです。

 

上下関係を築いたまま、他者信頼は出来ません。

どうしても条件付きの「信用」になってしまいます。

 

 

それを基に、介入した言葉かけではなく

「援助」をすればいい、とアドラー心理学では提唱しています。

 

 

 

援助の声かけ

 

他人の課題に土足で踏み込み、操作しようとする「介入」に対し、

「援助」は、大前提に課題の分離があり、横の関係(信頼関係)があります。

 

介入は、相手に自分の意見を聞かせようとするのに対し

援助は、働きかけるだけで強制はしません。

 

その人の課題であると理解し、自分自身と分離したまま、

その人が自力で問題を解決出来るように、導きます。

 

書籍の中では、これを

 

馬を水辺に連れていくことは出来るが、水を飲ませることは出来ない

 

と表現しています。

 

 

具体的な援助の声かけ

 

例えば…

 

・子供に「勉強しなさい」ではなく。

かつて自分が勉強を疎かにして痛い目を見た体験を話し、何故、勉強する必要があるのか伝える。

 

・職場の草むしりをやりたがらないスタッフに怒鳴って「やらないとクビだ」ではなく。

何故草むしりが必要なのか、それをやってくれることで自分は違う業務を出来るためとても助かることを伝える。もしくは自分がやるか。

 

何故それをやる必要があるのかが理解できると、人は動くと思います。

 

私も、「いいからやれ!言う通りにしろ」と言われるよりも、

 

・何故それをやる必要があるのか、

・それをやることでどうなるのか

 

が分かった方が業務に取り組む気持ちが違いますし、頭の回転も違ってきますw

 

 

 このように相手が、自分自身で問題を解決できるように援助するのが勇気づけです。

 

 

おそらくここまで読んで頂けたら、「褒める・叱る」との違いが、分かったと思います。

 

褒めすぎると、人は承認を求めて依存しますし、

怒鳴ったり叱ると、萎縮して自発的な行動をしなくなります。

怒られないように、ミスしないようにと常に意見を聞くようになり、

かえって変なミスが増えたりもします。

 

アイデアも浮かばず、結果的にパフォーマンスは低下してきます。

 (体験済み\(^o^)/)

 

良い影響を与えないのは、火を見るより明らかですね。

 

 

 

最後に

「叱ることの弊害」についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

例え知識として分かっていても、うまく伝えられないのが普通だと思います。

 

それでも、一度、横の関係を築くことが出来れば全ての対人関係が横の関係になると、アドラー氏は言ったそうです。

 

それだけ、私たちは縦の関係を築くことが当たり前になってしまっているということですね。

 

横の関係には、

 

自己受容

他者信頼

他者貢献

そして課題の分離

 

が大前提になります。

(項目多いww)

 

でも、投げ出さなければいつか必ず理解できる日がきます。

 

 

何故、今の時代アドラー心理学が流行っているのか…

 

きっと、皆がそれぞれ「悩みや苦しさから自由になって幸せに生きたい」と願っているからだと思うのです。

 

幸せに生きるために、心理学を学ぶ

 

のだと思いますし、その鍵がアドラー心理学にはあると思っています。

 

 

この心理学をきっかけに、対人関係を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました!